FXGear社のサムさんにFXミラーの新機能、アバター機能や今後の展望についてお伺いしました。
1. FXMIRRORについて
FXMIRRORは韓国を中心に約300台以上流通している、バーチャルフィッティングミラーで、ナショナルクライアントを中心にご利用いただいています。Microsoft社のKinect距離センサーを利用し、バーチャルフィッティングを可能にしています。使い方はミラーの前に立ち、簡単な操作をするだけで、実際に洋服を着替えなくてもフィッティングが可能です。また、ミラーで撮影した動画をスマートフォンに送ることができ、アプリ上でも洋服を着せ変えることが可能です。オンラインとオフラインを繋ぐプラットフォームとして注目を集めております。
もともとはゲームや映画の中のキャラクターCG作成に高い技術力を持ち、その技術を応用してFXMIRRORを開発しました。
2. 日本市場向け開発について
現在日本市場へは2018年の7月よりMakip社を通じて販売しており、日本でのニーズを鑑み、日本語の対応が完了しました。
現行のリアルモードバージョンに加え、新たに3Dアバターバージョンを開発しました。この新しい3Dアバターバージョンは、ミラーの前に立つと3Dアバターをリアルタイムで生成します。ユーザーの顔の表情や身体動作を3Dアバターにリアルに反映することで、リアルモードバージョンより自然なバーチャル試着が可能になります。
また、QRコードで気に入った商品があれば、QRコードで商品ページに飛ぶことができます。
今後LIKE機能を開発し、後で見返すことができる機能も視野に入れており、より日本市場への需要を高められるよう随時アップグレードしていく予定です。
3. 中国との取り組みについて
中国のJD.comにFITN'SHOPというスマホ内で着せ替えができるサービスを導入しています。こちらは1アイテムにつき15万人ほど、1日に約200万人のユーザーに利用いただいており、今後の現状にも非常に大きな期待をしています。
このサービスも身体情報等を調整し入力し、自分のアバターを作成できる機能です。
ネットでの洋服購入の際にはどうしてもサイズ感や自分に似合うかどうかの不安がありますが、この機能を使えばスマホの中で簡単にバーチャルフィッティングが可能です。日本ではMakip社を通し販売が可能で、価格は日本円で3,000万円から(機能につき要見積り)対応しています。GUが原宿にオープンしたスタイルスタジオに導入された、アバター着せ替え機能と同様の機能になります。
4. 今後のロードマップ
新しくリリースした3Dアバターバージョンを積極的に国内外で展開していきたいと思っています。12月から販売を開始していますが、想像以上の反応で満足しています。
また、今後ミラーでもFITN'SHOPの機能を追加し、ミラー上でのバーチャルフィッティング+サイズ感チェックを可能にしていきたいと考えています。子供向けのミラーも開発をしており、遊びながらフィッティングが可能な仕様になっています。
今後は靴のフィッティング、アクセサリー、美容室へ向けた髪型のフィッティングサービスの開発も検討しています。
<本サービスに関するお問い合わせ>
■社 名: 株式会社メイキップ
■電話番号 : 03-6265-3465
■メール : inquiry@makip.co.jp
■本サービス詳細 unisize(ユニサイズ):https://cl.unisize.makip.co.jp/