Lucifer research株式会社

PR担当

野崎 寧々様

Lucifer research株式会社  PR担当 野崎 寧々様に今後の展望をお伺いしました。

■ 服づくりのこだわりを投影したサイト統合へ

 ECサイト自体は約3年間運営しています。弊社では4つのブランドを展開し、それぞれ別サイトで運営していましたが、今年の春からサイトを統合し、「Pasand by ne Quittez pas」という形でローンチしました。Pasandはヒンドゥー語で「お気に入り」という意味です。インドの伝統と現代的な感性から紡がれたスタイルに共感した人が集まり、それぞれの「お気に入り」に出会える場所として表現しています。今は洋服がメインですが、今後はラグやクッションカバーなどのライフスタイルを表現する雑貨も更に強化して展開する予定です。

■ ツール導入や顧客分析に注力して見えてきた新たな顧客像

 現状の規模感では少し早いのですが、今後、売上拡大した時にさまざまな施策を実現できるようにオンライン/オフラインの販売チャネル全体での顧客情報管理など、バックエンドのシステムを整えました。他にも、MA/CRMツールなどを活用して、服づくりの裏側やプロセスをお客様に定期的に伝えられるように尽力しています。システム的な準備を整えた今、「MD」の重要性を改めて痛感しています。店舗もしかりですが、どれだけ良い戦略を描けて、どれだけ良いツールを運用したとしても、最後はお客様の心を打つ商品が充分にあるのかということを考えていくが必要です。今もデザインチームや店舗チームと相談しながら弊社の顧客像を絶えずアップデートしています。
 最近ではオフラインでのポップアップショップにも力を入れています。メイン購買層は30〜40代と設定していましたが、その周辺の年代である20代、50代の方も商品を手に取る機会があれば購入していただけるということが最近見えてきました。実際、そういったお客様のオンラインへの流入増もデータで実感することができるようになりました。お客様像は「一度決めつけて終わり。」ではなく、更なる深掘りと適切なアプローチを続けていくことで、まだまだPasandのファンとなっていただけるお客様に出会うことができると感じています。

■ サイズの課題をunisizeで解決しコンバージョン率アップ

 以前はオンラインサイトではお客様の返品を受け付けていませんでしたが、昨年、返品可のキャンペーンを試験的に行ったところ、想像を上回る反響をいただきました。この結果を受け、オンライン上ではサイズ感が不安で購入に至らないお客様が我々の思っていたよりも多くいらっしゃることがわかりました。お客様のサイズ感の悩みを取り除く方法を検討していく中でサイズレコメンドツールを導入する結果となりました。複数検討するなか、unisizeを導入した決め手は、メイキップが精度に自信を持っていた点です。
 導入後の反応としては、オンラインなのでお客様から直接お声をいただくことはありませんが、利用率は20%前後とれており高い水準です。弊社商品の多くはワンサイズ展開中心ですので、お客様にはその服のサイズが「合うか・合わないか」をレコメンドしている状態です。本来unisizeは、一人ひとりにあったサイズをレコメンドして購入率を上げるのが一番のシナリオだと思いますが、それでもコンバージョン率のアップに関しては十分に効果が出ていると思います。

■ オンラインの購入体験をオフラインに近づけていくことを意識したい

 今後の展望としては、お客様の購入体験の拡充と、購入満足度の向上に引き続き注力していきます。現状、コロナ禍でオフラインの小売りはやはり厳しいところもありますが、オンラインだけで服を売るのではなく、オンラインとオフラインの両方を大切にしながらお客様とのコミュニケーションを続けていければと思っています。
オンラインでは様々な側面からのレコメンドを充実させていきたいです。常にオンラインの購入体験をいかにオフラインに近づけていけるかを意識して、今後も運営していきたいと思っています。

<本サービスに関するお問い合わせ>

■社 名: 株式会社メイキップ

■電話番号 : 03-6265-3465

■メール : inquiry@makip.co.jp

■本サービス詳細 unisize(ユニサイズ):https://service.unisize.makip.co.jp


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